ごった煮

ポケモンのこととか

ポケモン剣盾レイド乱数についてのメモ

レイド乱数についての基礎知識や個体値パズルについては先駆者様が説明していますので、そちらを参照した方が良いかも知れませんが、自分用のメモ程度に載せます。

2V確定のポケモンから、個体値パズルが可能か否かを調べるにはレイド乱数用のツールに入力すれば良いのですが、それだけではなく自分でもある程度個体値パズルができる個体なのか判別できるようになればレイド乱数の効率が上がるのでは無いかと考えました。
そこで、フォローしている方に個体値パズルについて教えて頂きました。

もしこの記事読まれた方で興味がありましたら、リンク先にてダウンロードができます。
使い方の説明も記載されています。
ツール制作者さんに感謝です。偉大。

☆SEED特定☆
pattirudonさん xoroshiro-inverse
さびたコイルさん 1-Star Seed Search
ぼんじりさん SW Seed Calculator

☆消費確認☆
夜綱さん 8genSearch

巣穴に出現するポケモンは、☆2と☆3に出現する場合は2V確定。
☆4と☆5に出現する場合が4V確定です。
参照
serebii.net
ポケモン徹底攻略
serebii.netは検索窓に「Den」と入力すると「Pokémon Sword&Shield - Max Raid Battle Pokémon Dens」という検索結果が出ると思うので、そちらをクリックすると巣穴の情報に飛べます。


ポケモン剣盾のレイドには下記のような法則があります。
※2020年1月28日エキスパンションパスなどアプデが入る以前の仕様

1日目→出現ポケモンが確定
2日目→出現ポケモンが確定
3日目→出現ポケモンが確定
4日目→出現ポケモン不定
・以下、出現ポケモン不定

出現ポケモン不定でも、個体値は「☆」毎で決まっており、これを利用して連続した個体値を求め、SEEDを特定しています。
だから、4日目でNGの個体が出たときは1日進めてセーブしないとダメなのです。
何度やり直しても1日進めない限り、4日目に出現するポケモン個体値は同じなので……。

例:
うららか草原Fのレア巣穴で乱数がしたいとします。
☆3チョボマキと☆3イシズマイ個体値は同じです。
☆5シュバルゴと☆5オニシズクモと☆5グソクムシャと☆5ヌケニン個体値は同じです。
ですので、下の手順に従ってSEED特定を行います。

・手順
1.4日目まで日付変更を行う
2.☆3チョボマキなどを捕獲する
3.個体値を求める
4.セーブを行わずソフトを終了する
5.4日目まで日付変更を行う
6.☆5シュバルゴなどを捕獲する
7.個体値を求める
8.☆3と☆5の個体値から連続した個体値を求める
9.SEED特定

そこから日付変更(消費)を繰り返し、目的の個体まで辿り着く。
これがレイド乱数です。

また、4日目に色違いが確定したなら、3日前にセーブをして日付を進めることで様々な色違いが出現します。
これがレイド乱数のおいしいところです。
サブ機がないとあんまりおいしくないですが……。
いずれサブ機買おう……。


個体値パズルについて
◆前提
8で割った「”あまり”の数」が個体値決定の際に使用される。
Vの箇所が確定するまで再計算されます。

▼Vの割り当て
(Vになるポケモンの能力)=(8で割ったあまりの数)
H=0 A=1
B=2 C=3
D=4 S=5

▼再計算
※上記に当て嵌まらない「”あまり”の数」は再計算になります。
(6と7)

◆成功例
☆3チョボマキを捕まえたとして、個体値が、
H10
A31(V)
B14
C0
D31(V)
S30
だったとします。

V以外の数字を前から順番に8で割っていきます。
ですので、この場合だと、
10→14→0→30の順番で計算することになります。
10÷8=1あまり2(BがVになる)
14÷8=1あまり6(再計算)
0÷8=0あまり0(HがVになる)
これでVの箇所が確定したので、30は計算しなくて良いです。
計算しなかった値は、Vではない能力に前から割り振られていきます。

以上のことから導き出される☆5ポケモン個体値は、
H31(V)
A31(V)
B31(V)
C30(割り振られた値)
D31(V)
S?
となります。

実際に☆5シュバルゴを捕まえたとき、下記個体値だったとします。
H31
A31
B31
C30
D31
S7

☆3の個体値と照らし合わせると、以下の連続個体値が求められました。
10 14 0 30 7
5つの連続した個体値が求められたので、SEED特定をすることができます。

◇失敗例1
☆3チョボマキを捕まえたとして、個体値が、
H31(V)
A8
B15
C24
D7
S31(V)
だったとします。

この場合だと、
8→15→24→7の順番で計算することになります。
8÷8=0あまり0(HがVになる)
15÷8=1あまり7(再計算)
24÷8=0あまり0(HがVになる)
7÷8=0あまり7(再計算)
導き出される☆5ポケモン個体値は、

H31(V)
A?
B?
C?
D?
S31(V)

これでは、連続した個体値が5つ以上求められません。
ですので、乱数のツールに入力したとしてもNGとなります。

◇失敗例2
☆3チョボマキを捕まえたとして、個体値が、
H4
A31(V)
B29
C31(V)
D1
S9
だったとします。

この場合だと、
4→29→1→9の順番で計算することになります。
4÷8=0あまり4(DがVになる)
29÷8=3あまり5(SがVになる)
計算しなかった値は、Vではない能力に前から割り振られていくので、導き出される☆5ポケモン個体値は、

H1(割り振られた値)
A31(V)
B9(割り振られた値)
C31(V)
D31(V)
S31(V)

「☆3の”D”と”S”の個体値」がそのまま「☆5の”H”と”B”の個体値」へ割り振られています。
これでは、連続した個体値が5つ以上求められません。
ですので、乱数のツールに入力したとしてもNGとなります。

レイド乱数をしているとNGばかり出てツラくなると思いますが、出る理由がわかればストレスも(多少)無くなると思います。
ツールもどんどん高性能なものが出てきて、敷居も低くなってますので、地道にSEED特定して成功させましょ。

私も早く色夢シュバルゴをマスボに入れたいです。
(今日検索したSEEDは30,000消費で目的の個体だった……)
ここまでお読みくださりありがとうございました!

次、記事書くとしたらマイコンが気になっているのでそれ関連の雑記だと思います。